中原街道の街道歩きは中山から東山田です。
地下鉄の中山駅から中原街道へ、途中には曹洞宗の大蔵寺があります。鎌倉時代に創建された古刹で、境内には宗に渡った道元禅師と典座和尚の出会いを物語る石像が置かれていました。

大蔵寺に典座和尚と道元禅師
中原街道に出会うと程なく鶴見川を渡る落合橋です。この周辺は佐江戸と呼ばれ交通の要衝であった所と言います。
鶴見川を渡る落合橋
佐江戸地蔵の近くには味奈登庵というお蕎麦屋さんがあり、少し早いお昼のお客さんで賑わっていました。つけ天そばをいただきましたが結構の美味でした。

味奈登庵で「つけ天蕎麦」
佐江戸には無量寺や佐江戸杉山神社、東漸寺がありました。佐江戸町杉山神社は帷子川や鶴見川周辺に点在する杉山神社の一つです。付近には小机城の支城、佐江戸城があったと言いますが標柱などその痕跡さえも見つかりませんでした。

佐江戸杉山神社
やがて街道は仲町台近くの住宅地へ、ここは茅ヶ崎城を訪ねて訪れたところでした。

仲町台のマンション街にメタセコイヤの紅葉
ながて道は早渕川を越えます。大きな鳥居の先に石段の参道、しばらく登ると山田神社です。
境内には干支の石像が祀られていました。

山田神社
道を間違えながらのちめ不動に立ち寄ります。

のちめ不動
早くなった秋の日が傾き始めること地下鉄の東山田駅近く、住宅地が造成されている周辺も判り難いところでした。

東山田駅
今回の街道歩きは歩程13.5km、4時間強の道程でした。あまり多くの寺社には立ち寄った訳ではなかったものの、かなり時間がかかった街道歩きでした。
2025年11月24日、歩行時間:4時間14分、歩行距離:13.5km

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