鎌倉古道下道・青砥から松戸|あの頂を越えて

鎌倉古道の一つ、下道の街道歩きです。京成の青砥駅から松戸までの11kmを歩きました。

途中には中川や江戸川が流れています。この周辺は低湿地帯で江戸時代には利根川が東京湾へと流れていました。このため洪水などが多く発生し、現在の中川や江戸川は江戸の町を水害から守るため掘削されたと言います。

歩き始めは京成青砥駅から、国道六号線沿いに旧街道が続いています。

京成青砥駅

京成青砥駅

国道六号線を歩きます

新宿日枝神社

新宿日枝神社

中川の河川敷をしばらく歩くと中川橋、中川を渡ると新宿(にいじゅく)です。宅地の中の新宿日枝神社は新宿の鎮守の神社であったと言います。

中川橋

国道六号線に沿ってしばらく歩くと亀有、道路沿いに亀ある警察署があります。

金町駅前の高架橋を左に、京成金町駅の先にはJRの金町駅があります。北口は飲食店などが多いところです。

JR金町駅前

県道金町線を越えると葛西神社です。ここは平安時代から続く神社で、三郷の総鎮守として信仰を集めるところと言います。境内の案内板には「葛西はやし」発祥の神社として紹介されていました。

葛西神社

葛西神社

葛西大橋に外環道の高架橋

江戸川の河川敷をしばらく歩くと外環道の高架橋、東京をめぐる中央環状線C3が通るところです。河川敷の先には東京都の東金町ポンプ場があります。その傍には金町関所跡の碑が建っています。往時、松戸への渡船場はこの付近にあったと言います。


葛西橋で江戸川を渡ると千葉県、河川敷にはサイクリング道路があります。

松戸宿の碑から市内へ、坂戸川の傍には松戸神社がありました。松戸の総鎮守として水戸徳川家とも深いつながりがあるところです。

松戸神社

善照寺は千葉周作の修行の地

また善照寺は千葉周作が修行したところと言います。千葉周作は北辰一刀流の玄武官、志学館は鏡神明智龍の桃井春蔵、練兵館は神道無念龍の斉藤弥九郎開いた道場で江戸三大道場と言われています。

 2025年10月10日、歩行時間:3時間41分、歩行距離:11.7km

あの頂を越えて・鎌倉古道下道・青砥から松戸

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