中原街道は平塚御殿から江戸の虎ノ門を結ぶ街道です。
古代の東海道に含められていたようで、また鎌倉古道の下道とも重なっていたようです。
今回の歩きはじめは平塚駅から、国道1号線から住宅地の中を暫く歩いた中原御殿が中原街道のスタート地点になります。

平塚駅
駅前から国道1号線に、赤い鳥居は平塚八幡宮です。相模国一國一社の八幡宮として武家からの崇啓を集めたた神社です。

平塚八幡宮
背丈の低い住宅地の中をしばらく歩くと中原御殿跡です。中原小学校の一帯にあったと言いますが御殿跡の石碑と発掘の案内板があるだけです。

平塚御殿の石碑
天気予報では晴れの天気でしたがポツポツ雨が落ちてきます。小さな公園の木の下で雨合羽を着ることにしました。
途中、台湾料理のお店で少し早い昼食です。街歩きをしていると台湾料理のお店を見かけることが何度か、最近多くなったのでしょうか。
中原街道は住宅地の開発や相模川の氾濫などで古い街道が消えつつあるようです。それでも古い庚申塚や石碑などを見ながらの街道歩きです。
車の流れも多い県道を超えしばらく歩くと真土神社の鳥居です。参道の途中にはかつての中原街道の案内板、近くの真土大塚山から出土したと言う神獣鏡の碑が建っていました。この周辺は古い中原街道が残っているところの一つです。

真土神社の拝殿
降りしきる雨の中、車の流れも多い国道129号線を別れ住宅地の中の旧街道を歩いて行きます。しばらく歩くと古い中原街道の一里塚、妙楽寺や貞性寺を越えると田村十字路のバス停にたどり着きました。

中原街道の一里塚

田村十字路のバス停
その先は田村通り大山道の街道歩きで歩いた田村の辻です。今回の街道歩きはここで終わり、少し遅れていたバスで平塚駅に戻ることにしました。
2025年10月24日、歩行時間:2時間47分、歩行距離:9.6km

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